呼び鈴が鳴る。緊張の一瞬。扉を開くと、可愛らしい女性。その柔らかい手が私の手を持つと、硬直が伝わったのか震えが伝わったのか、マスクもしているのに私の緊張は瞬時に見抜かれてしまいました。しかしそこは流石うみさん。何も勝手がわからなくても、優しく明るく丁寧に説明や準備をしてくれました。おかげですぐにリラックスできましたし、冒頭に書いた経緯を拙く説明したところ、「そういうことなら！」と、問診票にこだわらず私の潜在的ニーズ（なんでも興味はあるけど不安もある）をすべて回収していくようなプラン（マッサージも言葉責めも前立腺も潮吹きも試せるだけ試そう）を即座に提案してくれました。それも、とても楽しそうにしてくれるのです。その横顔はもはや彼女と言っても過言ではありません（過言です）

いざ施術時間。それはもう自分でも知らない世界の扉がドミノのように開いていく異空間でした。幸い私には多少の素質があったらしく、うみさんの手にかかればまな板の上の鯉。なすがままされるがままに全身の感覚を支配されますが、嫌じゃないかも都度確認してくれます。「◯◯ちゃんかわいい」と甘やかされたと思えば女の子のように犯してくれます。通常、射精する瞬間は自覚できるのですが、いつ射精が始まっていつ終わってまたいつ始まったかがわからないくらい、うみさんは処女の穴を快感の海に導いてしまいました。最後は全身がびくびく震えたまましばらく放心するように横たわるほかありませんでした。